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日本有数の鉱山の町として栄えた兵庫県養父市で当時1円の運賃で走っていた小さな電車の体験乗車会が行われました。
かつて養父市大屋町明延地区では鉱夫や住民を運ぶ小さな電車が走っていました。
運賃が1円だったことから「一円電車」と呼ばれています。
閉山と共に電車は廃止されましたが、2010年に地元住民らの手によって復活。
多くの人に知ってもらおうと毎月、体験乗車会が開かれていて11月2日は2025年最後の開催となりました。
訪れた人たちは「くろがね号」に乗り込み1周約150メートルの鉄道の旅を楽しみました。
【明延地区 小林史朗区長】
「サイズは小さいですけどれっきとした昭和の電車ですから。大勢の方の協力と理解で一円電車が定着している。本当にありがたいです」
体験乗車会は2026年4月から月に一度開催されます。
体験乗車会が行われた「1円電車」

