ONE OF A KIND / Dave Grusin
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筆者が初めて買ったDave Grusinのアルバム。 何故、このアルバムかというともちろん件のアドリブ誌に推奨されていたからである。 タイトルは、同時期に発表されていた『The Captain’s Journey』(Lee Ritenour)、『Finger Painting』(Earl Klugh)、『Havana Candy』(Patti Austin)、『Hold On』(Noel Pointer)といったDave GrusinとLarry Rosenが立ち上げたGrusin/Rosen Productionによるプロデュース作品群の「そのうちの一つ」という意味合いらしい。そう、つまりはその後、シーンを席巻するGRPレコードの先駆けという立ち位置である(この時点ではまだプロダクションという形だけでレコードレーベルとしてのGRPレコードは存在しておらず、それぞれの作品は別々のレーベルから発表されている。だからこそ、「そのうちの一つ」、「一連のプロデュース作品」であることを強調する必要があったのだろう)。

ちなみにアルバムのジャケット違い(本人のポートレート)もあるようだが、筆者的にはGrusinのルーツを垣間見せる、この朝日か夕陽か分からないけれども、アメリカの大草原を疾走する馬のシルエットが詩情溢れるこのジャケットの方が圧倒的に…

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