装甲騎兵ボトムズ DVDメモリアルボックス
spreadmywingssite.wordpress.com·9w
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かつて、ふと立ち寄ったTower Recordで商品(のタグ)を見つけ、悩む間もなくレジに直行。出てきた現物に本人よりも周りのお客さんが驚いた顔をしていたのがコレである(多分、「ウオォ、大人買いだ!」というセリフがシンクロニシティでお客さんの脳裏に一斉に浮かんでいたに違いない、笑)。筆者としても、これ以上の大人買いは未だかつてした事がない。

さて、それはとにかくとして、アニメ作品について触れることはほとんどないだろうこのブログにおいて取り上げる数少ない作品の一つが本作である。 本放映がされた当時、サンライズアニメにおいて富野由悠季監督作品系(ガンダム、ザブングル、ダンバイン、エルガイムと続いていく)と双璧をなす勢いがあったといって過言でなかったのが、高橋良輔監督のいわゆるリアル・ロボット路線であり、その嚆矢となる前作『太陽の牙ダグラム』では、(地球が植民した)植民惑星の独立戦争におけるゲリラ戦(それと並行する政治劇)などという随分とハードな世界が描かれており、この作品の後、次は何が来るのかと待ち構えていたところにきたのがこの本作であった。 まず速報で驚いたのが、登場するロボット、そうArmored Trooper(AT)である。 ダグラムも大概、従来のロボットらしい「顔」がなく、空を飛ぶわけでもなく、図体もあのガンダムよりも小さかったわけだが、今回はなんと全高3~4m。そのスコープを組み合わせた無骨な面構えやリベット打ちの装甲も含めて、ジープやヘリコプターといった現代兵器の延長線上に普通にあり得そうな存在感と兵器としての無記名性。ガンダム以降、徐々に主人公が登場するメカの「ヒーロー臭さ」は廃されつつはあったものの、本作に至っては特定のロボットに乗り続けるとか、他のロボットとは一線を画す性能があるとか(まぁ、後半に登場したラビドリー・ドッグなどはちょっと別だが)、そういう部…

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